火災報知器の種類

query_builder 2023/08/08
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火災報知器は建物内で火災が発生した際、煙や熱を感知して知らせてくれる設備です。
大きく2種類に分類され、設置場所や用途に応じて使い分けられます。
そこで今回は、火災報知器の種類と特徴について解説します。
▼火災報知器の種類
■煙式火災報知器
煙式火災報知器は、煙を検知して火災を知らせるタイプの報知器で、光電式スポット感知器・光電式分離型感知器の2種類があります。
光電式スポット感知器は、感知器内部に光源と受光部を備えており、煙が入ると光が散乱して受光部に届く仕組みです。
光電式分離型感知器は感知器と信号処理部が別々ですが、感知器は光源と受光部のみを備えて信号処理部に電気信号を送ります。
■熱式火災報知器
熱式火災報知器は、温度の検知で火災を知らせるタイプで、差動式スポット型感知器・定温式スポット型感知器の2種類があります。
差動式スポット型感知器は、感知器内部に2つの温度センサーがあり、1つは周囲の温度に追従してもう1つは一定の温度を保ちます。
周囲の温度が急激に上昇すると、2つのセンサーの温度差が大きくなり、火災信号が発生する仕組みです。
また定温式スポット型感知器は、感知器内部に1つの温度センサーを備えており、設定された温度以上になると火災信号が発生します。
▼まとめ
火災報知器は、煙式と熱式の大きく2種類に分類されます。
煙式は煙、熱式は温度を検知して知らせてくれるもので、設置場所や用途に応じた使い分けが必要です。
当社では、さまざまな建築物の電気系統の工事を幅広く承っております。
高圧・低圧・弱電のあらゆる電気設備工事に対応しておりますので、気軽にご相談ください。

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