制御盤内の結露がもたらす影響とは?

query_builder 2023/11/15
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結露とは、温度や湿度の変化によって空気中の水分が液体になる現象です。
制御盤内に結露が発生するとさまざまな問題が起こるため、予防する必要があります。
そこで今回は、制御盤内の結露がもたらす影響について紹介いたします。
▼制御盤内の結露がもたらす影響
■電気部品の故障や劣化
結露した水分が電気部品に触れると、ショートや発火の原因になります。
また水分が蒸発する際に塩分や酸性物質が残ると、電気部品の接点や回路に腐食を引き起こします。
これらの現象は、電気部品の性能の低下や寿命の短縮を招くため注意が必要です。
■サビ
結露した水分が金属部品に触れると、サビが発生します。
サビは金属部品の強度や機能を損なうだけではなく、電気的な接触不良や断線の原因です。
特にネジやボルトなどの締結部品にサビが発生すると、制御盤の構造的な安全性が低下します。
■汚れ
結露した水分が、プラスチックやゴムなどの非金属部品に付着すると、カビやバクテリアなどの微生物が繁殖します。
これらの汚れは制御盤内の清潔さを損ねるだけでなく、臭いやアレルギーの原因です。
また汚れが電気部品に移ると、故障や劣化を引き起こす場合があります。
▼まとめ
制御盤内に結露が発生すると、電気部品の故障や劣化・サビ・汚れなどを引き起こします。
対策すれば結露の発生を防げるため、放置せず適切に対処しましょう。
当社では幅広く電気工事を承っており、施設の規模を問わずにご相談いただけます。
制御盤の結露対策についても対応いたしますので、気軽にお問い合わせください。

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