高圧電力と低圧電力の違い

query_builder 2023/09/15
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電力には、高圧と低圧の主に2種類があります。
それぞれ特徴が異なり、安全に電気を使うためには正しい使い方をしなければなりません。
そこで今回は、高圧電力と低圧電力の違いについて解説いたします。
▼高圧電力と低圧電力の違い
■受電方法
高圧電力は送電線から直接受電する方法で、変圧器・分電盤などの設備の用意が必要です。
また低圧電力は、送電線から変圧器を経由して受電する方法で、変圧器や分電盤までの設備は電力会社が用意してくれます。
■契約電力
高圧電力は、契約電力が50kW以上の場合に利用できます。
一方低圧電力は、契約電力が50kW未満の場合が対象です。
■供給場所
高圧電力は工場やビルなどの大規模な施設に供給されることが多く、一般家庭にはほとんど供給されません。
対して低圧電力は一般家庭や小規模な事業所に供給されており、高圧電力と比べて供給範囲の広さが特徴です。
■電気使用料
高圧電力は、基本料金・従量料金と2つの料金体系で構成されています。
基本料金は契約電力に応じて決まり、従量料金は時間帯や季節によって変動するのが特徴です。
また低圧電力も、基本料金と従量料金で構成されています。
基本料金は契約アンペアに応じて決まり、従量料金は時間帯や季節に関係なく一定です。
▼まとめ
高圧電力と低圧電力の違いは、受電方法・契約電力・供給場所・電気使用料にあります。
安全に使用を続けるためにも、場所や用途に応じて適切な電力を選択しましょう。
当社は電気工事の依頼を承っており、高圧・低圧・弱電の全ての電気設備工事に対応しております。
電気設備の新設・増設・改修をご検討中の方は、ぜひご相談ください。

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