制御盤内の結露対策

query_builder 2023/11/22
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制御盤内で結露が発生すると、電気部品にサビや故障などの問題が起こります。
結露は温度差や湿度によって引き起こされる現象のため、制御盤内の温度と湿度を適切に管理するのがポイントです。
そこで今回は、制御盤内の結露対策として有効な方法をご紹介します。
▼制御盤内の結露対策
■ヒーターを設置
ヒーターを設置すると、制御盤内の温度を上げて結露を予防できます。
制御盤内の温度が5℃上がれば、相対湿度を20%下げることが可能です。
ヒーターは制御盤の底部や壁面に取り付けられますが、発熱量や配置に注意しましょう。
■エアーを引き込む
空気を引き込むことで、制御盤内の湿度を下げられます。
フィルターを通して乾燥した空気を制御盤内に送り込み、制御盤内にわずかな圧力をかければ外部から空気の侵入も防ぎます。
空気は制御盤の側面や天板に取り付けられますが、エアーの量に注意が必要です。
■ファンを設置する
制御盤内部や外部にファンを取り付ければ、制御盤内の空気を循環して結露を予防できます。
ヒーターとエアーを併用すると、制御盤内の温度分布を均一化して効果を高められます。
また風量の調整・防塵対策なども必要なので、様子を見ながら取り付けましょう。
▼まとめ
制御盤内の結露対策には、ヒーターやファンの設置・エアーの引き込みが効果的です。
しかし、対策の方法が正しくないと効果を発揮できない場合もあるため、対策をする際はプロに任せましょう。
当社では、電気設備の新設・増設・改修に関する業務を承っております。
制御盤の結露対策にも対応しておりますので、お困りの際は気軽にご相談ください。

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