弱電とは?

query_builder 2023/10/01
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電気にはいくつか種類があり、それぞれ電圧や電流の強さで名称が異なります。
また用途や場所によって適した電気は異なりますが、弱電はどのような電気を表すのでしょうか。
そこで今回は、弱電について紹介いたします。
▼弱電とは
弱電とは、電気信号や通信などに用いられる低電圧・低電流の電気です。
一般的に、電圧が50V以下・電流が1A以下のものを弱電と呼びます。
■用途
弱電は、主に電話・インターネット・テレビ・ラジオなどで使用されています。
音声や映像などの情報を伝送するために、電線や光ファイバーなどの媒体を通して送受信する仕組みです。
■注意点
弱電は、弱電流電線で利用されており強電側と混触しないよう隔離が重要です。
強電と混触してしまうと、弱電流電線に過電圧が加わり弱電機器の故障や感電につながる危険性があります。
弱電の電線は細く強電には耐えられられないため、発火や火災の原因にならないよう注意が必要です。
▼強電とは
強電とは、照明や動力などに用いられる高電圧・高電流の電気のことで、電圧が50V以上・電流が1A以上です。
主に、コンセント・スイッチ・モーター・白熱灯などに使用されています。
▼2つの違い
弱電と強電の違いは、主に用途と規模です。
弱電は情報を扱うため、小さなエネルギーで細かい信号を扱いますが、強電は物を動かす大きなエネルギーで単純な信号を配送します。
また弱電は比較的安全ですが、強電は感電や火災などの危険があるため取り扱いに注意が必要です。
そのため、弱電と強電は別々の回路や器具で扱われています。
▼まとめ
弱電とは、電気信号や通信などに用いられる電圧が50V以下・電流が1A以下の電気です。
強電より弱く動力としては向きませんが、電話・インターネットなどの通信で幅広く使われています。
当社では、設備の規模を問わず電気設備工事のご依頼を承っております。
高圧・低圧・弱電の全てに対応しておりますので、電気設備でお困りの際は気軽にご相談ください。

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