防犯灯の照度基準

query_builder 2023/06/09
3

防犯灯とは、夜間の犯罪を未然に防ぐのを目的に設置されるライトのことです。
このライトは場所により照度基準が定められており、それぞれに適した明るさを確保しなければなりません。
当記事では、防犯灯の照度基準についてご説明いたします。
▼防犯灯の照度基準
■クラスA
クラスAは4メートル先にいる人の顔が、目・鼻・口などのパーツまではっきり見えるくらいの明るさです。
路面の明るさが平均5ルクス、中心線鉛直面照度が最小1ルクスを確保できるほどの明るさでなければいけません。
クラスAは、防犯照明に推奨されるレベルの明るさです。
■クラスB
クラスBは4メートル先にいる人の挙動や、どちらを向いているかがわかるくらいの明るさを指します。
路面の明るさが平均3ルクス、中心線鉛直面照度が最小0.5ルクス以上が必要です。
クラスAに比べると、照度基準は低いと言えます。
■クラスB+
クラスB+は、クラスBと路面の明るさは変わりありませんが、LEDを用いた指向性が高い防犯灯の基準です。
道路の端までよく見え、さらに明るく見わたす必要がある場合に用いられます。
中心線鉛直面照度が最小0.5ルクスであるという点も、クラスBと同じです。
▼防犯灯の設置場所
防犯灯は、大きな道路・交差点・地域住民が利用する施設・住宅街などに設置するのが一般的です。
道路や公園などではクラスB以上の防犯灯が使用され、公衆トイレやマンションの玄関などではより明るいものを設置します。
それぞれの場所によって照度基準が定められているため、それに対応した明るさのものを選ばなければなりません。
▼まとめ
防犯灯の照度基準の種類は、クラスA・クラスB・クラスB+などが挙げられます。
また、設置場所により照度基準が細かく定められているため、基準を満たすものを設置しなければなりません。
『東武電設株式会社』では、街灯工事のご依頼も承っております。
細心の注意を払い安全第一で工事を行いますので、安心してご相談ください。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE