古い電気設備を使用するリスクとは?

query_builder 2023/06/05
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工場や倉庫で使用される電気設備の耐用年数は、5~15年ほどと言われています。
耐用年数を超えた古い電気設備を使い続けると、どのような危険性があるのでしょうか?
この記事では、古い電気設備を使用するリスクをご説明いたします。
▼古い電気設備を使用するリスク
■漏電のリスク
電気設備には絶縁と呼ばれる素材が使われていますが、劣化によって絶縁が損傷してしまうと漏電のリスクが高まります。
漏電が発生すると周辺設備や人が感電したり、火災につながったりするため大変危険です。
古い電気設備は、絶縁が劣化・損傷している可能性があるので、定期的にチェックして安全確保に努めましょう。
■電気代が高くなる
新しい設備と比べると、古い設備にかかる電気代は高くなる傾向があります。
部品が劣化していることで効率的な電気の使用ができず、より多くの電力を必要とするためです。
古い設備は多くの電力量を消費するにも関わらず、部品の劣化により性能が低くなるケースも多いでしょう。
■停電の恐れがある
電気設備の絶縁が劣化することにより、電流が正しい回路で流れず、突然停電してしまう可能性があります。
なかでも高圧電気を使用している場合は、周辺一帯にわたって停電が起こること危険性も考えられるでしょう。
このような停電事故を波及事故と呼び、大きなトラブルにつながる場合が多いです。
▼まとめ
古い電気設備を使用すると、漏電による感電や火災・電気代の上昇など、さまざまなリスクにつながります。
また停電を起こしてしまうこともあり、波及事故に発展するとさらなるトラブルを発生させてしまうでしょう。
『東武電設株式会社』では電気設備の新設をはじめ、改修にも対応可能です。
経験豊富なスタッフが古くなった設備の点検を行い、修理が必要な箇所を見極め適切な改修作業を行います。

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